先日実家に行き、蔵の中を探検しました。
昔は、言うことをきかないと蔵に入れられていたので、蔵の中に何があるのか怖くて考えたこともありませんでした。
蔵の中には、農機具や糸巻機、着物が雑然と置いてありました。
二階には、先祖の方々が嫁いで来たときの箪笥があります。
古いものは明治大正時代のもので、手入れを怠っているので傷みが激しく、実用性には適しません。
その中から、昭和初期の祖父が婿養子として家入りしたときの箪笥を発見。実家の両親に承諾をいただき、お店で使うことにしました。
1930年代製です。
祖父は私が赤ん坊のときに亡くなったので、思い出はありません。
祖父も私も婿養子なので、何かご縁を感じます。
暗い蔵の中にひっそりしているよりも、表でガシガシ使ってあげた方が祖父も喜んでくれると勝手に解釈。
ガイジンさんが、洋室にポーンとオリエンタルなアンティークを置く感覚でフィットしていると思いますが、いかがでしょうか?
後日、塗装の巨匠と相談して、リペアしようと思います。
乞うご期待。